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DISTRICT 37

なにか

あるデザイナーの死

例のエンブレムの件で。そりゃ商標権の登録が無かったから問題ないのだろうよ。だから彼、および彼らの主張はオールグリーンなんだと思う。彼らは権利として問題があるかどうかを主張しているに対して、僕らは素人ながらもデザインとして問題だと指摘しているのだ。どうも話が交わっていないというのが騒動の違和感。

例えば横断歩道を一列で渡るデザインをしたとする。当然そりゃビートルズのパクリだろ!という突っ込みが入る。

でも僕はこう主張する「そんな海外の、しかも50年も前のバンドなんて参考にしてないよ。見たこともない。パクってもいないし日本人として誇りを持ってデザインした!あっちは今まさに渡ろうとしている動のデザインと読み取れるが、僕のはそこにとどまっているというの静のデザインをしたんだ。思想が根本からして違うからデザインとして似てるとは言わないね。」

有識者は僕を擁護する「時間をかけて法律的に、権利的に全然問題ない事を確認した。ビートルズ?でしたっけ?そのあれに似てる?言われてみれば今気づいたよ。でも全然違うって彼が言ってるし違うね。似ているようでいて細部が違うから別物だ。有識者である私にはわかる。とにかく決めたもんは決めたんだ。」

僕はきっと言われ続ける。「こんにちは、ある世界的な大会のエンブレムをデザインした僕です。今日はよろしくお願いします。」「ああ、あのぱく、、、いや失礼。今回は申し訳ないが僕さんの今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます」

誇りを持って仕事をしたか

本当はパクったのか、本当に元の作品を知らなかったかどうかは本人しかわからないが、結果として同じものに見えるものができあがってしまったという事実は変わらない。デザインの細かい違い?そんなものはプロ同士、お友達どうして見つけて慰めあってください。デザインを享受するはずの我々第三者に伝わらない違いをがんばって探して語り合ってください。報告は結構ですので。 彼は誇りを持って仕事したと主張したが、デザイナーとしては誇りを持てる仕事だったのだろうか?このままだとパクリエイターが開き直ったという扱いになるがそれで構わないのだろうか?知らなかったとはいえ(w)似ているものを作ってしまった彼のデザイナーとしてのプライドについて聞いてみたい。今回の仕事で一体誰がハッピーになったのだろうか

コマーシャリズムという呪い

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彼がアーティストならお前らに俺の作品の何がわかる!と言い切ってしまえば我々には何も言えない。アーティストらしくこれからもわかる人だけがわかるものを作ったらいい。ただ、彼はデザイナーなのだ。客観的に判断されるものを作るのが彼の仕事だ。デザインに関する考え方が違うので別物だと言ってもそれは全く意味をなさない。客観的にそれがわからない作品を作ってしまった。これを似ていないと言い切る美的センスも残念だし、その程度の才能だと自白したともいえる。今回の騒動で彼はデザイナーとして死んでしまった、いや自殺行為をしてしまった。今後彼の作品を盗作した何かが表にでても「彼の作品は知らなかった、デザインの思想としては別物なので問題ない」といえば彼は何も言えなくなる。そういう選択を彼はしたのだ。

まぁ彼も認めてしまったら今後の仕事とか、関係者の損害とか色々勝手にできない事情があるのでしょうね。心中お察しします。