DISTRICT 37

なにか

GoogleでJupyter

まじかよGoogle

gigazine.net

Colaboratory

正確なサービス名はColaboratoryという。Googleアカウントを持っていればJupyterができるというのを遅ればせながら知った。しかもGPUが使えるという神おまけ付きで。

さっそく使ってみたところ、特に何も考えることなくjupyterとして動かすことができた。pythonインタラクティブな環境としては申し分ない。プログラミングの入門にもうってつけだろう。さらにはNumpyやPandas、KerasやPyTorchといったところのライブラリが当たり前のように一通りそろっているようなので、機械学習だって深層学習だってなんだってできちゃう。

使い方

Googleのアカウントをもっているのであれば、Colaboratoryのリンクを踏めば迷うことなく始められるだろうけど、さすがGoogleなところなのはGoogleドライブでJupyterの保存ができるという事だ。という事でGoogleDriveからの始め方。

f:id:dragstarclassic:20181010100633p:plain

新規その他Colaboratoryと進めば新規作成ができる。あとはJupyterのように使ったらいい。

保存したやつを見る場合には同じようにGoogleDriveから目当てのファイルまでたどって右クリでアプリで開くをしたらいい。

f:id:dragstarclassic:20181010101010p:plain

基本的な事はjupyterと同じなので、マジックコマンドも使える。

!pip install pulp
import pulp

!をつけてシェルが動かせて

%%time
doSomething()

%%をつけてjupyterの便利ツールも使える

データの読み込み

(知ってる)やり方は2通り。コマンドに埋め込む方法とColabのツールを使う方法。

  • コマンドに埋め込む方法
# show upload dialog
from google.colab import files
uploaded = files.upload()

f:id:dragstarclassic:20181010102323p:plain

  • ツールを使う方法

画面左のツールのファイルからアップロードができる

f:id:dragstarclassic:20181010102242p:plain

GoogleDriveと連携しているので、恐らくそこからデータを持ってくる方法はあると思う。

GPUが使える

もっとも驚いたのがこれ。GPUですよ。プアな環境ではGPUなんて用意できませんよ。そこをここでは使わせてもらえるんですよ。なんてうれしいサービス!

ランタイムランタイムのタイプを変更ハードウェアアクセラレータGPUと設定していく事でGPUが使える。

f:id:dragstarclassic:20181010103006p:plain

f:id:dragstarclassic:20181010104330p:plain

確認

import tensorflow as tf
tf.test.gpu_device_name()

# > '/device:GPU:0'

これでMNISTだって爆速で動かせるようになる。無料枠なので恐らく利用制限はあると思うが、贅沢はいってられないのでそこはそれ。

Googleまじかよ